チェコの長期滞在許可
Dobrý den!
以前の記事↓
で、チェコの就学ビザについて解説しました。しかし、私はビザ申請がギリギリになってしまったため、長期滞在許可を得てチェコでさらに手続きをし、生体認証カードを発行してもらうという方法をとりました。
詳しく振り返っていきましょう!
大使館での申請まで
私が申請の予約を取れたのは、出発まで1ヶ月半を切ったビザ申請にはギリギリのライン。知り合いのチェコ人がチェコ大使館に問い合わせてくれたことによると、「不安ならビザではなく長期滞在申請書でも可能。東京の大使館で申請し、管轄の入国管理局で受け取る」とのことだったのですが、長期滞在申請に関する情報が東京の大使館のほうにも、どんなブログにも載っていない…。チェコの外務省のHPでやっと申請方法についての案内を見つけました。ここにlong-term regidence permit の申請用紙が載っていたので、ビザ申請用紙に加えてこちらも分かるところを記入して持っていくことに。
在日本チェコ大使館にて①申請
私の申請の番で就学ビザ申請に訪れた学生が集められ、ビザが間に合わない場合がある、そして長期滞在申請という方法もあることが伝えられました。また、長期滞在申請が可能かは大学によって異なるようで大学の受け入れ許可証が確認されます。
- ギリギリだが就学ビザで申請する
- 一時帰国して受け取る
- パスポートを日本に送って代理人にビザを受け取ってもらう(本当はチェコでパスポートは常に携帯をしていないといけないはずだけれど)
- 長期滞在許可を申請する
の選択肢が提示されました。
長期滞在許可申請の場合、他に必要な書類はビザ申請と同じ。その場で申請書を埋め、申請は終了。
在日本チェコ大使館にて②受け取り
申請から約1ヶ月後(私の出発1週間前)、ビザと長期滞在の許可が降りたとのメールが大使館から届きました。次の営業日にすぐ取りにいくことに。
受け取ったのはチェコ入国から長期滞在許可を受け取るまでの期間をカバーするエントリービザ(60日間有効)、そして長期滞在許可受取のための教示事項のプリント。
これで安心して出発できます。
もしも出国が迫っているor出国してしまっていてエントリービザが受け取れない場合はメールでのやりとりでなんとかなるようです。
また、エントリービザがなくても、日本のパスポートならばシェンゲン協定国内最大90日滞在できるのでおそらく問題ありません。
もし出国が迫っている、或いは既に出国されているなどで長期ビザを日本で受け取ることができない場合は必ずご連絡ください。
長期滞在許可受取り方法の詳細を記した教示事項をメールでお送りいたします。(大使館からのメールより)
外国人警察にて①手続き
プリントに書いてある通り予約が必要です。電話をかけたところチェコ語でしか対応しない、チェコ語喋らないなら電話を切る、ネット予約もできる、とのことだったので平和にネット予約することにしました。私はたまたますぐ予約が取れたのですが下手すると1~2ヶ月後にしか予約できないことがあるよう。出発前に予約しておいた方がいいかも。学生用の外国人警察(入国管理局)はHladkovにあるここ(map)。
入って左奥にある機械でネット予約のバウチャーを入れ、順番待ちカードを発券して待ちます。
プリントに書いてあるパスポートの他に、保険証券のコピーや入学許可証、入寮許可証も持っていった方がスムーズに手続きできます。
長期滞在許可=生体認証カードのようです。生体認証カードのための書類、写真撮影、サイン、指紋採取を経て、受け取りの日時を予約して手続き完了。ちなみにここでもらう受け取りのための注意事項プリントは全てチェコ語です。なんのための外国人警察…
外国人警察にて②受け取り
手続きの時と同じ機械で順番待ちカードを発券します。
生体認証カード発行に1000kčかかります。事前に郵便局で1000kčの小切手を購入して持っていかなければなりません。指紋を確認して生体認証カードを受け取ります。
終了!!
まとめ
ビザ間に合わなくてもなんとかなる!チェコ語分からなくてもなんとかなる!大丈夫。
コツはいくら出発などの機嫌が差し迫っていても、チェコ語喋れなくても、笑顔でやんわりと粘って交渉することです。(怒ってる人の話なんて万国共通で誰も聞きたくないですもの)
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